バカラ稼ぐ お知らせ
野村ダム新水力発電所設置・運営事業の事業候補者に特定されました ― ハイブリッドダムの取り組みを通してカーボンニュートラルに貢献します―
カーボンニュートラルハイブリッドダム小水力発電2025年12月08日
バカラルールは、国土交通省四国地方整備局肱川ダム統合管理事務所から、株式会社グリーン電力エンジニアリングと共同で応募した「野村ダム新水力発電所設置・運営事業」の事業候補者として、2025年11月25日付で特定されました。当社は国土交通省が推進する環境と地域振興を両立する「ハイブリッドダム」モデル事業への参画を通して、未利用水力エネルギーの活用によるカーボンニュートラルの推進と、ダム周辺の地域振興に貢献していく考えです。
野村ダムは、洪水調節やかんがい用水、水道用水を目的とした堤高60㍍、堤頂長300㍍、総貯水量1600万立方㍍、有効貯水容量1270万立方㍍の重力式コンクリートダムです。1982年3月に完成し、直轄の管理用発電所が最大で毎秒約1・6立方㍍の放流水を取水して最大出力665㌔㍗の発電をしていますが、利用できていない放流水が毎秒13立方㍍ほどあります。この事業は、この未利用の放流水を有効活用して再生可能エネルギーの供給拡大を図ろうというものです。新水力発電所の発電規模は最大出力約997kWを想定。2028年の着工、2030年の運転開始を目指しています。
当社は、建設コンサルタントとして培った技術力を活かし、設計業務と許認可申請業務を担当します。2028年の着工に向け、順次、詳細設計や関係機関との調整を行い、安全で効率的な発電所づくりを進めます。
水力発電は、安定した電源であり、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量を実質ゼロにする取り組み)に直結する重要なエネルギー事業です。「ハイブリッドダム」は、治水・利水に加え、再生可能エネルギー発電や地域振興など複数の機能を組み合わせた新しいダムの概念であり、ダム周辺地域と連携することで、地元産業や雇用創出にも寄与することができます。この事業はそのモデルケースであり、当社は、「持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩」を担うことになります。
当社としては、共同事業体を組んでいる株式会社グリーン電力エンジニアリングとともに、ダムの使用権の設定申請や基本協定の締結などの法令手続きを進め、2028年の着工、2030年の運転開始を目指すこととしています。
これまで建設コンサルタントとして培った技術力を活かし、地域のステークホルダーと連携しながら、持続可能なエネルギー活用の新たなモデルづくりに挑戦してまいります。
-本件に関する問い合わせ先-
バカラルール 社会創生事業本部 サステナビリティ事業部 新エネルギー技術部(担当:松井)
メール: info@chodai.co.jp
-ご参考-
■バカラルールホームページ バカラルールの事業
■国土交通省肱川ダム統合管理事務所
■野村ダム新水力発電所計画概要
所在地 : 愛媛県西予市野村町野村地先
発電想定規模 : 997kW
着工時期(目標) : 2028 年 2 月
運転開始時期(目標) : 2030 年 4 月
■株式会社グリーン電力エンジニアリング 会社概要
商号 : 株式会社グリーン電力エンジニアリング
本社所在地 : 東京都千代田区丸の内一丁目 11 番 1 号
事業内容 : 自然エネルギー等による発電事業、発電システム・関連機器の開発・製造・販売等
資本金 : 1 億円
代表者 : 代表取締役 遠藤 昭二
株主 : 株式会社グリーン電力ホールディングス
■バカラルール 会社概要
商号 : バカラルール
本社所在地 : 東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目 20 番4号
事業内容 : 建設コンサルタント事業、サービスプロバイダ事業、プロダクツ事業等
資本金 : 10 億円
代表者 : 代表取締役社長 野本 昌弘
